世界は平等ではない。命は平等ではない。
全てが平等なのだとしたら、何故人は短命な人と長命な人がいるの?
何故、悲しみと嬉しさは平等にやってこないの?
この世界は平等になんか作られていない。
悲しみや苦しみに支配されて自殺する人もいる。
勝手な理由で殺される人もいる。
人をあざけ笑う奴でも生きている。
平等という言葉は、人がそんな世界でも生きていられるように造られた言葉。
餓死で死に逝く人もいる。
そんな中で平等ではない世界で私は生きている。
一日一日ちゃんと食事ができて、眠ることもできて、音楽も聴けて、テレビも見れて、夢もある。
生きている。
22年間。ちゃんと生きている。
人は生を与えられた時から死に向かって生きている。
いつ途切れるかもわからない命を使って生きている。
病気で死んでいたかもしれない、交通事故にも遭っていたかもしれない、殺されていたかもしれない…だけど大きな病気もなく、大きなケガをすることもなく、人に殺されることもなくここまで生きてきた。
それはとても奇跡なんだ。
22年間。
長いな。長いよ。
この世界は平等ではない。
だからこそこの22年間は奇跡なんだ。
いつ死ぬのかもわからない。
明日は保障されていない。
だからこそ人は一日一日を大切に生きろと言うのだ。
だからこそ今やるべきことは先送りにするなと言うのだ。
この命に感謝する。
22年間歩んできた道に感謝する。
出逢ってきた人々に感謝する。
産んでくれた両親に感謝する。
この奇跡に感謝する。
そしてこの命がいつ途切れても、これまでやってきた事に対しては満足できる生き方を。
一年間、一ヶ月、一日、一時間、一秒を真剣に生きよう。
Happy Birthday 自分。
平等じゃない世界でも、私なりのやり方で強く輝いてみせるから。
私の命、よろしく。
[3回]
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