昨日の事ですが、声優プロダクションの所属タレントのボイスサンプルを聞いていたのですが、確かに皆さん上手いです。
でもたくさんの人のを聞いているうちに気づくんです。
「あれ?飛びぬけて上手いっていう人がいないなぁ」って。
本当に「おい!それはないだろう!」っていうような芝居をする人はいないんですよ。さすがにね。
だけどなんだか…パッとしない。
誰も彼もが同じような芝居をしている。
そして、ベテラン声優の方のボイスサンプルを聞いたらスッキリしました。
さすがに上手いんです。ちょっと聞いただけでも「おぉ!!」って思えてしまうほど。
間の取り方、音の高低のつけ方。
そしてそれがうまいから「その場面場面を聞き手側にイメージとして自然と伝わってくる」
そうベテランの方の芝居には深みがあるんです。
声だけの演技というのは演者がしっかりその台詞の状況や心情をしっかりと作らないと聞き手には伝わってこないんですよ。
そしてもちろん、それを表現できる、伝える技術も持ち合わせてなきゃいけないんですが。
身体も使える舞台上の演技はしっかりと事細かく作らなくてもそれなりに出来てしまう。が声だけの演技って違うんですよね。
で、それができてないと芝居が平坦に聞こえてしまう。
小手先で演じてしまうのかなんなのか。
で、それが仕事の量にも関係してきているんですよね。
【人の振り見て我が振り直せ】
気をつけなきゃな!そしていつ何時でも「これでいいや」なんて思わないこと、常に前へその先へと気持ちを向けてなきゃね。
他の人に埋もれてたまるか!!
[2回]
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