金曜日に久しぶりに劇団に行ってまいりました。
「リンス」の反省会です。
私はもっぱらお客さんが呼べなかった反省なんですけど^^;;
でも、新しい自分の身の振り方が見えたかなと。
今回の事で。
自分も十分若手だけど、他の子を育てるっていう。
それを言ったら代表の人に「演出の席も空いてるよv」と言われました(笑
いや、それも後々は視野に入れようかなって思ってるんですが
まだまだ「総合芸術」としての演劇の勉強をしなきゃならないので
まだちょっと先かな?っと。
ただ私の期限も後2年となってるので、2年の間に…できるかなぁ~?(笑
あとね代表の人の話ですごく興味深かったのが
「昨今の脚本の傾向として、難しい・わかりにくいのが持て囃されてる」と。
で、やっぱ、上手い役者は、舞台上で「自分の上手さ」を見せよう見せようとしているのがわかって
自分はもとよりお客さんも一歩退いてしまう所があったので、考え物だなっていう話も。
この2つがねー、なんとも深かったですね。
今回の「リンス」はお客さんの評判では「わかりやすい」「感動した」とか
やはり身近な話なだけに、伝わりやすかったのね。
伝わるという事は=共感するという事 だと思うのね。
だから、お客さんに伝わりにくい脚本というのは
どれだけ、見るお客さん側に立って書いてないか、という事だよね。
演劇部の時の顧問が言ってたけど
「伝えようとする意思がない脚本・演劇はやる意味がない」とハッキリ言ってました。
あとこんな事も「後は(メッセージ性など)見た人が考えてください」丸投げするのはいけない、と。
(そんな演劇部顧問は、寺山修司に憧れた根っからの演劇人(アングラ演劇時代ですね))
だから、私達役者も「役を生きる」という大前提がありながらも、
演劇や、芝居が持つ「伝える」という事を忘れてはいけないんだなと思いました。
おぉ~深い。
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