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観に行ってきました。
「ひとすじの糸」
んー、長かった。
しかも暗転の数がかなりのもので
あれは疲れるし、集中が途切れるから如何なるもんかと。
でも、主人公のしち役の人はすごいうまかったねぇ。
ちゃんと言葉を受け取って発信しているし
ナチュラルだったね、芝居が。
あぁーただ、一言のセリフが甘くなることがちょこーっと。
オーバーアクトになるのだな。
うん、私もさー、一言「あれ?」とか「なに?!」とか
一言がオーバーアクトになって、よく先生に「演技しすぎだから」って言われてたなぁ~(笑
だから今すっごい意識して自然の言葉を発せられるよう気をつけているんだけど。
そんな私と同じようなことがありましたねー。
でも、その人は全体的に上手かった。
さて、全体の構想的にですな
徳さんをああいう「良い人」ポジションで描くなら
もうちょっと、徳さんを深みのある人にしてほしかったなーと。
これは演出的な問題ではなくて、役者の芝居の問題だとは思うけど
すごく薄っぺらい人に見えてしまったのだな。
人って一つ弱みとか「人間味」があるところを見せられると
共感したり、親近感わいたり、それだけでその人の深みがでてくるのだけど
それが全くもって見えなかったの。
いや、きっと演じ方で変わるのだけど、それが残念だったな。
すごく「仕事のことしか見えてない」人に私は見えてしまったからね。
あぁ・・・でもだな
あのしちと徳さんの恋愛も薄っぺらかったかなぁ。
徳さんに深みがあれば変わってたのかもしれんが。
しかも、冒頭でそのわざっとらしいほどの恋愛をまざまざと見せ付けられた時は
ちょっと「おいおい・・・」と思ってしもーた(笑
2人の関係とか心情をよくわかってない時点で
お客にそれを見せる必要性がわからなかったなー。
でも、やっぱりなにより
暗転の多さには・・・(笑
あと、一番肝心な、必死で苦労してできたタマ繭からとった生糸。
それが出来た瞬間を、ああいう形で描くのは・・・
ちょっとマテやー!って思った(笑
感動もなにもあらへんやん!!って(笑
いきなり前のシーンからの転換明け
ピンスポで抜いて「できたー!」
あれは、ずっこけたね(笑
うん、まぁー所々演出の仕方がおかしいと感じたところはあるけれども
役者の力不足も感じるところが多々あったけれども
あのしちさんの人の芝居は勉強になったね。
間の取り方、言葉のキャッチボール、ナチュラルな芝居
2時間40分という長い劇だったけれども
出演者のみなさんお疲れ様でした。
あ、ふと和服着て一回芝居したいなーって思いました(笑
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