今日は、サブテキストとゼロ幕のことについてお教えしましょう。←えらそう(笑
サブテキストとはですねー
そのキャラの感情の部分のことを指します。
役作りにも必要ですし、演じる上でも必要になってきます。
私たちがやってるのは、台詞ごとにサブテキストを作ります。
台詞に意味の無い言葉はありません。
感情があるから言葉になるんですから
演じ手は一つ一つサブテキストを考え演じていきます。
感情で台詞の言い回し(イントネーション・リズム)が変わってくるので
周りがその台詞の言い回しがおかしいと感じると
「そこのサブテキストってどうなってるの?」とか聞かれたりします(笑
まぁ、そのサブテキストも演じ手の経験、感情の豊富さ、感受性などで
引き出しが広かったり、狭かったりして、なかなか難しいこともありますが。
(だから、役者は経験を積むごとに、いい演技・味がでてくるんですが)
私らが進級公演で稽古してたときなんかは
もうありえないほどに演技がおかしかったりしたとき
「サブテキストつくってきたの!?」なーんてお叱りを受けることもありましたね(笑
(私はそんなことはなかったんですが(笑))
それほどまでに、サブテキストは大事だっていうことですv
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あと、ゼロ幕。
ゼロ幕は、脚本・物語では描かれていないところでの
そのキャラの行動・感情を考えることを言います。
これも、役作りの一つのアプローチとして使われますね。
そうすることで、そのキャラへの理解も深まりますし
場合によってはサブテキストも作りやすくなりますね。
また場合によっては、そのキャラの台詞、言葉の説得力も増すことに。
あ、また+αで
言葉の説得力。
説得力をつけるときには
低い声で出すとよいですよ。
例えば、先生に叱れる時
甲高い声で叱られると、ムカムカして反抗したくなりません?
それに対して
落ち着いた低い声で叱れると「あぁ・・・・はぃ・・・」なんて反応になるんですよ。
だから、その役の言葉に説得力や重さを出したいときは
低い声で演じるといいですよ。
あと、低い声の方が響きやすいので(高い声より)
訓練するといいそうです。
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