私のちょっとした夏休みあとわずかとなりました。
そんなちょこっと夏休みですが有意義な日々になっております。
日々やっているストレッチに加えヨガをやってみたり、腹筋・背筋の強化してみたり、ふとしたキッカケで調べたものをノートに書き写したり、日々のトレーニングメニューを書いたり、外郎売の口上を書き改めて細かいところを見直したり。
この前の公演のおかげで役者としての心意気というか心構えというか、方向性というものを見直せた気がします。
そんな中でこえ部も活発に活動しております。
ツンデレにも挑戦(笑
そして歌っちゃったvvv(笑
このこえ部の活動の中でも今まで自分が積みかねてきた経験を元に挑戦してみたりしています。
やぱりこういう事は学生気分から抜け出すことが重要なんだなと思います。
学ばされるのではなく、自分から学びに行く。
自分から動こうとする力はなんて気持ちのいいものなんだ!って学生時代では感じられなかったものです。
あとは「継続は力なり!」
やるぞー!!
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夏の公演が終わり、ちょっとした夏休みに入っている新月です。
相変わらずバイトはあるのですが、夜に入っているので日中はゆっくりしています。
ので久しぶりにこえ部復活させてみました。
あとストレッチやら発声やらも。
発声はもっぱら外郎売を。
ストレッチは、ずっとさぼってて夏の公演の稽古が始まった頃に稽古場でストレッチやったらかなり硬くなってて以前は痛くなかったのに痛くなって愕然とした経験から、なまけないようにしています。
いや、もうね、悔しかった!だから、同じ後悔は二度するな!という事で続けています。
3日坊主にならないように気をつけながら…(笑
私はそんなに真面目ちゃんでもないのでね、気を抜くと怠けてしまいます。
さてさて、こえ部の方ですが2日続けて連続投稿しております。
やっぱ少年とかの役作りの幅がない事が大問題ですな。
女の子は作りやすいし、いろんな感情の振れ幅つくれるんだけど…いろいろ試してみますよ!
やってみなきゃわからんさ!
さてこのミニ夏休みはいつまで続くか…というと8月1日までですね。
そこから今度は秋の合同公演の稽古が始まります。
それまでに反省会やら総会やらあるんですが、でも稽古ではないので気持ち的にもゆったりです。
このミニマム夏休み堪能したいと思いますv
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昨日の事になりますが、無事全公演終了いたしました!
ご来場くださった方、ありがとうございました!
本当に一つ一つ公演が終わる度に得るものはたくさんあったなと思うのですが、今回は本当に役者として大きなものを得ることが出来たような気がします。
「やる前から駄目だと思うな、馬鹿になって挑戦しろ」
「役者は一回は凹まなきゃ超えられない」
そしてお客さんからエネルギーを貰いました。
客だしの時に私の周りに集まる子ども達。
怖がって近づかない子、逆に興味津々でいたずらもしてしまう子。
でも、本当に子どもたちは「ピース」というおばけを大好きでいてくれていた事がすごく伝わってきて、すごく嬉しかったです。
散々いたずらした挙句「また会おうねー!!」と手を振る子ども達。
『もう何なんだ(笑』と思いつつ、でも好きでいてくれている事がすごく嬉しくて、かわいくて。
最後のラストステージは時間の関係上客だしできなかったのですが…。
スタッフの子どもが観てくれていたみたいで、急いで楽屋で着替えてる時にお母さんと来て「おばけは~?」と。
私はその時はもう衣装は脱いで私服に着替えていました。
あぁ~ごめんよーもう着替えちゃったんだよ~…と思いつつ、他の人たちが「いなくなっちゃた、帰っちゃったよー」とフォローしてくれていて。
その子の姿を見て、役者陣が「数分だけでも客だしさせてくれればいいのに」と言っていましたね。
子ども達のエネルギーってすごい!
その日のステージの客席の全体の雰囲気の違いもあるんですが、もうドリフみたいですよ「志村!うしろ!うしろ!!!」みたいなね(笑
おばけが窓から見えると「おばけいたー!!」「おばけだ!おばけだ!!」っていうし、私が歌うときに前へ出ると「おばけがいる!」で全てのステージで一つ二つと聞こえる「おばけ…かわいい…」という言葉(笑
いやーでもこういうのの方が遣り甲斐があるし、すごく楽しい。
大人の劇をやると、ダイレクトでお客さんから反応が返って来るのってなかなかないから。
大人のお客さんからも好評で、台詞が聞き取りやすかったていう事も客だしの時に直接伝えてくださった方もいました。
で、今回初めて母が私が劇団入団してから舞台を観に来てくれたのですが、すごく感動してくれたみたいで、劇自体も気に入ってくれて「ほのぼのしてて良かった」と。
母は専門の時の卒業公演を観にきてくれていたのですが、演技が上手くてすごく良かった、とも言ってくれていましたね。
専門の友達は、まず感想は?と聞いたら最初に出てきた言葉が「歌がうまかった」と(笑
いや、結構ね、その時のステージ知り合いが多く観にきてくれたステージで緊張して、身体が強張って、上手くコントロールできなくて声が震えていたんだけどね(笑
で、子ども劇場だから1時間の劇で、大人にしてみたらちょっと物足りないかなーとは言ってましたね。
ちょっと急展開でもあり物足りなさは感じたって。
それは今回は事情があって参加できなかった団員の人も言ってましたね。
ピースも要点だけ言って去っていくから、どこでピースが子ども3人に感情移入したのかわからなかったって。
これは母情報なのですが、公演が終わった後のエレベーターの中で子どもが「いやー感動した!ピース、俺好きだわー」って言っていたそうな(笑
そうそう、アンケートの中には「おばけの声がよかった」という言葉もチラホラ。
本当に、お客さんから貰ったものもすごく大きいです!
そしてコレほどまでに、緊張感を楽しんだ舞台もないなーって思います。
舞台袖で待機している時に、高まる緊張を感じて「すごく楽しい」って思ったのは初めてなのかもしれない。
緊張感を本当は楽しんでいるんだろうなーっていう事はずっと思ってはいたのだけど、ここまでハッキリと思ったのは初めて。
ずっと稽古中、私は成長しているのだろうか?とずっと疑問で不安でした。
でもお客さんからの反応を見て、今いる位置がこの前とは違うところに居るんだっていう事がわかりました。
打ち上げの時に演出と少し話をさせてもらいましたが、演出曰く「ヘコますつもりは全くなかった」と(笑
だけど「よくやってくれた」と言ってくれました。
本当にこの演出の方からいろいろ学ばさせてもらいました。
苦く、辛い日々もありましたが…役者として大きなことを学んだ気がします。
でその事を他の人に話していたら「え?ヘコんでたなんて気がつかなかった!!」って言われました(笑
いや、見たからにヘコんでましたけど(笑
もうなんか「私…ダメなんだ…」ていうヘコみ方じゃなくて、どちらかというと「悔しい!」っていうヘコみ方なんだけどね(笑
それを聞いた今回子ども役をやった人が「私もそう!悔しいんだよね!!」と、あ…私だけじゃないんだと思いましたね。
本当に!本当に!多くの事を学び、吸収し、苦しかったけど辛かったけど、一歩ずつ確実に階段を昇り、たくさんのエネルギーを貰った舞台でした!
本当にありがとうございました!
また舞台を観に来てくださった方。
お子さんとの良い夏の思い出に、そしてお子さんが成長しても「あの時」と思い出せる、そんな良い記憶の一部として存在できたら幸いです。
じわじわと…昨日電車の中でもうピースを演じれないのか、会えないのか…と思うと寂しく感じましたが、お客さんの心の中にピースというともだちおばけの存在が確かに残れたのならいいなって思います。
ありがとうございました。
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まだちょっと早い話ですが、もう劇団の秋の公演は決まっていてそれは合同公演なのですが今回は4劇団合同公演です。
で、その演出が私が専門卒業して最初に絞られた方が演出なさいます。
もうもうーめっちゃくちゃ絞られました、あの時は。
専門で教えられてきたことを180度ひっくり返すのですからね(笑
その時はもう頭でっかちだったから(…今でも少々(笑))どうしてああいう演出するのかわからなくて、内心反発…というか見たからに反発していたような気がします(笑
でそこから「演出の違いで180度違うものが求められる時もある」ということを知り、「演出が言うことを自分なりに正当化しなきゃならない」ことを学び、いろんな演出の元で芝居をすることが何より一番良いことではないかとわかったのです。
いやーもう、おっそろしいのですが、また絞られると思うと(笑
ですが、あの方の下で芝居をして身にならないはずがないので、そこは自分の技量・度量アップのために戦場に赴きますよ!
でも、最初の顔合わせは事情があり行けないですのだ。
絞られた分でっかくなればいいのだ!
で、またその分絞られるんだけどね(笑
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『守破離』(しゅはり)という言葉があります。
私もたまたまネットをうろついていたら行き当たった言葉で気になったので調べてみたのですが、元々この言葉は観阿弥・世阿弥が使ったのが最初で、主に武道や芸事での教で使われる言葉です。
守は師匠の教えを正確かつ忠実に守り身に付けること。
破はそれまで身に付けたことに縛られず、既存の概念を破り新たな発展をすること。
離はさらに前進させ新たな境地を開くこと。
人それぞれの解釈があるみたいなのですが(そりゃー室町時代の頃の言葉だもんねー)、特に破の解釈が人によって違いますね。
私が書いたのも私なりの解釈だったりします。
この『守破離』で私の今の位置を示すなら『破』でないかと思います。
その場合、師とは「K先生」の事かと思います。
自分自身、先生の教え子だと思っていますしね。
一番得るものが多かったですし。
専門卒業してからすぐに『破』にぶち当たりましたし、今でも今までの教えに縛られず自分自身で創ったり壊しながらやっています。
あと『破』の解釈で面白かったのが「師とは違う教えをも吸収し発展させること」と解釈されている方もいました。
なるほど、とにかく師の教えを一旦は壊さなきゃならないということか。
そして新たなものを吸収し、またそれさえも壊しながら『離』にたどり着くと。
武道の世界は味わったことないのでわかりませんが、芸事は必ず「創造と破壊」を繰り返すと思うのです。
創造と破壊こそが、新たな境地を開くのか。
『離』の解釈でも「自在の境地に入ること」と解釈された方もいましたね。
一切のこだわりを捨て、何にも縛られず、思うままに考え自然に身をおいて行えば自ずと境地に至る、と。
んーなるほど、拘りが捨てられない時点ではまだ『破』の段階にあるのかもしれません。
果たして『離』までたどり着けるのか。
本当に境地だと思います、『離』はね。
『離』の境地に入ったら、どんな景色が見えるのだろう。楽しみだなー。
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