今まで肝心な所に気づけていなかった!!
…これは「台本の読み込みが足りなかった」。。これに尽きます。。
もうさ、馬鹿を超えて、役者としてどうよっていう領域…思いっきり自分に蹴りを入れたい。
行きの電車の中で、演出に言われた事をどうクリアするかというのを考えていたら気づいて・・・悔しさいっぱいです。
あの子は台本の中で「友達」と言っていたのに、私は「弟や妹のように感じていた」のよ。
それは役として思えていなかったっていうこと。
もうその子(キャラクター)に「気づけてなくて、ごめんよ・・・」って謝りました。
で、稽古場着いてから、演出とワンツーマンでやっていたら色々とそれ以外にもわかってきた事があって今日は大きな一歩を前進した稽古でした。
通しでも今まで一番感情ののりがよく、すごく腑に落ちるものでした。
演出にずっと言われ続けていた「最後は泣いて」って言われていたのもクリアできました。
ただやはり泣くとね、声が揺らぐから台詞がちゃんと言えないんだ。
だからある程度抑えておかないと「はぇ???何言っているんだい???」ってなるの(笑
でそうなりかけてたから「やばい、やばい、台詞はちゃんとしないとっっ。。」と思い、ぐっと堪えてみる。
ただ、去り際がさらっとしすぎだったかなって思ったけど、自分的には「やった」って思いました。。。が、演出はめったに褒めない人なので、ダメ出しは「ちょっとは(感情の起伏とかハッキリ)出てきたけど、もっと出して」と言われました。
厳しいっす(笑
ワンツーマンでやっていた時に言われたことは「大胆にやる事」と「確かにやりながら感情をつける事はできるけど、それだと出来るまで時間がかかってしまうから、家とかでちゃんと台詞の言い回しを考えながら声を出さないといけないよ」と。
今日のキーとなったのは「弟や妹ではなく友達であること」と「常に(相手役の)3人と共に感情が動いているということ」
あと演出に言われた「もっと出して」というのはきっと「大胆にやって」という事。
これかな。
私はほとんど左右にしか動けない状態で、しかも衣装で顔から何から全部隠れてしまうのでほとんど「声だけの演技」状態。
身体で感情の動きはフォローできるし、また身体が動くことで感情がついてくることもあるので、自由が利かないというのはこんなにも大変なんだということ、そしてどれだけ声だけの演技が難しいのか体感します。
私が目指しているところは、こんなところなんだ…と。
改めて難しさを痛感します。
しかも子ども向けであり、顔が隠れまた私が子どもを演じている事から「ある程度誇張した演技」を求められているので、これは声優で言う「アニメでの演技をする」時に似ているのかなと。
この辛さを経て見事クリアすれば、力強い未来へ繋がるのではないかとなんだかそう思うのでした。
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