私は大手スーパーでアルバイトをしています。
オープン当初からのスタッフで、2年間今は3年目に突入しています。
私が住んでいる地域はなぜか外国人が多く、
特に朝鮮の人などが多いですね。
そして私の所にも1年前ぐらいか在日の朝鮮人(定かではないのですが)の女性が入ってきました。
その人は日本語がとても上手でたまに聞き返す事がありますが、普通に会話できるほどです。
入っている時間が一緒が多いため、仕事中にいろいろ話してたりすると
今大学生で私より年上の26歳。
私が専門学校卒業してからイレギュラーなバイトのシフトの入り方になったのでそれを不思議に思った彼女が
「この後何かあるの?」と聞いてきたので、私が声優を目指している事、劇団に入っている事を話しました。
そしたら彼女は「すごいね!!」ととても驚き、すごくうれしそうに言ってくれてたのを覚えています。
そしてつい最近就職先が決まったみたいで、この就職難の時代すごく喜ばしい事。
なのでうちの所も辞める事に。
辞める事はしっていたのですが、何日付でやめるかなどは聞いていなく
普通に日々バイトをしてたのですが
つい昨日、私と入れ違いに入ってきた彼女が
「新月さん…私今日で終わりなの」と少し寂しそうに話しかけてきました。
私はもうちょっといるのかと思ったのですごくびっくりして
「そうと知っていればもっと話したのに」と
(その時はもう退勤のタイムカードを押していたので・・・)
で、改めて就職おめでとうとお祝いをして、そしたら
「新月さんもがんばってね!」って。
「うん、名前が出られるようになるからっ」というと
「大丈夫だよ。だってすごくがんばってるもん」と。
もうこの言葉を聴いた瞬間、この人はなんていう言葉を残してくれるんだと泣きそうになりましたが。
で冗談っぽく「私の名前忘れないでよ!?芸能人ってすぐ忘れるでしょ??」って言うもんだから
「絶対忘れないよ!」と。
そんな言葉を交わしつつ「じゃあね」っていうから私は「違うよ、”また”ね、だよ」っていうと
聞き間違いしたのか「ま”だ”ね、ね”まだね”」とまたをだにしちゃった(笑
「またね」は再会の約束の言葉。
でその後、私は制服から私服に着替えてバイト先から出たのですが
なんだか・・・すごく感慨深くて。
私はいろんな人に力を貰っているな・・・って。
出会いと別れって、人の力の流動なのかもしれない。
だから、私は誓う。
絶対に声優になるんだって。
声優になって、今まで出逢ってきた人たち、私に力を与えてくれる人たちに
今度は私が力を与えるんだって。
出逢う人の数だけ私の誓いがある。
自分のためだけに夢を叶えるんじゃない。
私の翼は、今まで出逢った人から貰った想いの力。
あの地平線がオレンジ色に染まる夕暮れ。
綺麗な、吸い込まれそうなぐらい大きな大きな空の元
私はそう誓ったのでした。
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