いろいろ考えながら演出助手をやらさせていただいております。。
行き帰りの電車の中でスタニスラフスキーの本を読んでいるから余計に考えます。
「身体、声での表現の仕方」をまず教えて、それから感情をつけさせてもいいんだけど
そこで役者・・・役の感情がついてこないと中身は空っぽになるから
そうなると自分の教え方とかってあかんよな・・・とかね。
役作りのアプローチ方法でいろいろあって、形から入るものもあるし
中、性格や感情から作るものもあって、どちらもいいのだけれど
どちらも役を生きないと無意味だったりもして。
どちらかというと、形だけ出来てしまうのが一番怖いのよね。
今の稽古でも、演出が細かく動きをつけていっているのだけれど
本当は役者から演出にアプローチをしていかないといけないんだよね。
で、どうしても役者側は動きに捕われて感情がついてってなかったりとかも見られる。
(ベテラン勢はそんなことはないのだけれど、若手にはついついなってしまう)
だから、私は「動きに捕われなくっていいから」と言っているんだけどね。(演出も)
動きに捕われたりするもんだから、先読みもしがちなんだよね。
で、やっぱり役者自体が役作りというか、その役自体を理解しきれていなかったりするから
その補助をしたりもするんだけれど。
技術的なものを教える時とか結構考えてしまうのだな。
うん。うまく感情を乗せてって昇華できればいいのだけれど。
私も若手だけれど、まだ場数が少ない人たちに対する教え方は慎重になります。
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昨日、ちょいっと兄貴と一緒に車で出かけてた時のこと
車の中で何気なくケータイのメモ帳なんかを見てたら
専門の時やった新人発掘プレゼンテーションのプロダクションからの評価をまとめたものが出てきた。
私、ケータイだけのメモで残すなんて・・・なんとまぁ危険なことを・・・(笑
で、あらためて読んで納得というか、なるほどっというか。
役作りの仕方を覚えればいい とか
感情が入ると発声・滑舌が甘くなる とか。
確かに覚えてる限り思い出すと、確かに両方とも甘かったと思うのだな。
多分そこら辺の事とか含めて「舞台向きだ」と言われまくったのだと思うのだけれど(笑
(動きが大きいとかも言われてたみたいだし)
でも、そこを今と比較してみると、今は感情のコントロールと共に発声のコントロールもするようにしてるし
役作りも作り込んでたりもするので、いいのかなっと。
滑舌に関しては、日々外郎売やらをやってたり、日常の会話の中で意識したりとかはしてます。
だからねー、専門の時よりは多少なりとも成長はしてきているのかなっては思ったり。
なんだか掘り出し物が出てきてヒントになりました。
そして、最近やけに夢の中でじゅんじゅん(福山潤)が出てくるのだけれどなぜに?(笑
今日はじゅんじゅんだけじゃなく他声優さんまでもが(誰かはわからず)
でも声優さんが出てくる夢って一度も見たことなかったから、なんだか新鮮(笑
うん。近づいていっているといいな。
余談だけれど。
最近じゅんじゅん髪の毛きったみたいで、カッコよくなったと思うのは私だけでしょうか。
そして若返った(笑
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うわぁー・・・この土日家でごろごろしてるだけで終わった・・・(笑
なんだか悔しい気分だわ。
でも外に出たら出たで消費したくなっちゃうし(笑
だけど買いたいものも特になかったし。
結論。
ま い っ か (*°+°*)b
来週こそはでかけよっと(笑
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昨日の劇団の稽古で思った事。
「そこにいる」「立っている」という存在感は舞台芸術では得に必要ではないのかと。
その人がいるだけで舞台の雰囲気が全く違うようになる。
それは、きっとその役の「何しにきているのか」「何を思って、何をしようとしているのか」
「何をここでは伝えなければいけないのか」など役者自身がよくわかって芝居をしているからだと思うんです。
それはイコール役作りの深さにもなってくる。
ただ、それが出来てないと、ただその場に立って、台詞を言って・・・とただ台本をなぞっているだけで
客席には何も伝わってこないし、関係者などからはお叱りのお言葉を受けるであろうこと。
自分の事だけではなく、シーン全体もしくは劇全体の「メッセージ」というのを汲み取り
それを伝えるという意思を役者は確かに持ってなくちゃいけない。
そう、役者自身は脚本全体を理解しなくてはいけない。
どこをテンポを出すか、どこに重点を置くか、どこで間をとらなきゃいけないのか
どこで盛り上がり、どこで締めなきゃいけないのか。
昨日の稽古で通しみたいな事をやって、全体を流してやってみたら
すごく愕然としたのね。
もうただ流しているだけ、何も伝わってこない。
そんな事を言おうとしたら言うタイミングを逃して言えずに終わってしまって。
演出は皆を上げて上げて褒めて褒めて・・という方なので
自分との感じ方の全くの違いにちょっと内心笑えたり(笑
多分、もっと深く作り込まないと、お客に見せられるレベルにならないぞ・・と。
なんだか自分でも考えさせられた稽古でした。
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先月末に入ったギャラで、スタニスラフスキーの「俳優修行」の本を2冊買いました!!
太い、厚い。
それを二部構成ですわ。
さすがに1冊5800円ですた。
そうそう、厚くてページ数もめちゃくちゃあるんだけど中身もぎっしり。
だから、少しずつ、電車に乗った時とかに読んでいます。
ちなみに私の買った本は「俳優修行」というタイトルではなく
「俳優の仕事」という風になっています。
スタニスラフスキー・システムを勉強して役に立てなくちゃな。
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